2013年12月17日火曜日

 2013年の8月16日、松江市においてマンガ『はだしのゲン』が学校図書から〝閉架措置”となっていることが山陰中央新報社のスクープで明らかになり、全国に『はだしのゲン』を守れの声が瞬く間に広がりました。

 その声が、松江市教育委員会に届けられ、教育委員会は8月26日に『ゲン』の閉架措置を事実上撤回することを決めました。その後、松江市内の学校図書に『はだしのゲン』がもどされて、全国の人々はこれで『はだしのゲン』問題は万事解決したものと思っていました。

 ところが、その後も『はだしのゲン」を教育現場から追放しようとの攻撃が各地であり、いまも執拗に続いています。それに対して、『はだしのゲン』の閲覧を守る市民の反撃も始まっています。
 
 学校図書の選定は、児童や教師の裁量を尊重し、ゆだねられるべきです。意見の異なる書籍を図書館から排除することは、憲法21条に定められた、検閲を許さず、言論表現の自由を守り、子どもの知る権利を保障することにつながります。
   このブログでは、マンガ『はだしのゲン』と学校図書などの自由閲覧を守れとの立場から関連する情報を集め、発信しています。

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